名古屋宝生会は、名古屋在住もしくは名古屋周辺で活動する能楽師たちで結成し、能の普及、伝承、流儀の発展をコンセプトとして活動しています。
昭和32年6月にスタートした名古屋宝生会の主催公演「名古屋宝生会定式能」は令和3年1月24日の65年記念会を以て終了し、令和4年からリニューアルした形でスタートします。
令和4年からは年に2回、新しいネーミングの主催公演を開催します。
1月の第4日曜日の「新春能」は、名古屋宝生会定番のスタイルで、能2番、狂言、仕舞の上演。
6月の第3日曜日の「蛍火能」は、能1番に狂言、舞囃子、仕舞、一調など、あらゆる上演形式を取りそろえた番組構成です。
さらに新企画として、新春能当日の午前中には、東海地区で宝生流に携わる活動や、宝生流の稽古をしている人たちが一同に集まって、日頃の成果を披露する「東海宝生流能楽まつり」を開催します。
また、名古屋宝生会をより多くの人たちに知って頂き、共に盛り上げていけるよう、「名古屋宝生会サポーターズシステム」を新たに設けることにいたしました。
650年続く能、歴史ある名古屋宝生会を、更に次の時代へつなげていくために、名古屋宝生会一同、全力で活動に取り組んで参ります。